03-5288-592603-5288-5926

お役立ちコラム

サ高住とは?特徴と入居条件や費用、他施設との違いのまとめ

サ高住という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅のことで、略してそう呼ばれています。高齢者向け住宅といっても、実際には介護施設の一つで、ホテルなどの宿泊施設とは違い、安否確認などを受けながら生活できる場という認識でいいでしょう。介護施設では、介護職員が生活のすべてにおいて介護をするというイメージがありますが、サ高住は比較的元気な高齢者向けの施設ですので、「介護を受けるほどではないけれど、心配だから施設にお願いしたい」という希望がある場合に選択しやすい場といえます。
今回は、サ高住について、特徴や費用、メリットデメリットを解説します。

サ高住とは?特徴と入居条件や費用、他施設との違いのまとめ

サ高住とは

サ高住はあまり耳にしたことがないかもしれませんが、「サービス付き高齢者向け住宅」の略で、比較的健康な高齢者向けの賃貸住宅を指します。民間の介護施設で、介護度が高い人も入居できるサ高住(この場合には介護型サービス付き高齢者向け住宅といいます)もあります。入居できる人の条件としては、年齢が60歳以上、または要支援か要介護認定を受けているとなっていて、一人で生活することが可能である高齢者が対象となっています。

サ高住は一般型と介護型がありますが、介護度が高くなってくると退去を求められるケースもあります。民間の介護施設ということもあって、サ高住といってもその施設の基準によって、入居できる人の条件や費用などが変わるので、入居を検討する場合には、下調べをしておくと安心といえるでしょう。

サ高住の特徴と有料老人ホームとの違い

サ高住の大きな特徴は、一般型の場合には賃貸契約であるということです。介護型の場合には、利用権契約(入居時に一時金を前払いで支払うことで、施設の利用権やサービスを受けられる権利を得ること)が多いのですが、それ以外では賃貸契約となります。同じような賃貸契約であるマンションと比べると、サ高住は入居年齢に制限があり、安否確認や生活相談を受けることができる、高齢者仕様の住まいになっているといったことも特徴となるでしょう。

そこで疑問となるのが、「有料老人ホーム」とサ高住の違いです。有料老人ホームは、サ高住と同じ民間の介護施設ですが、食事や介護面の提供、健康管理や家事の供与のなかで1つ以上をサービスとして提供していることが前提となっています。さらに、契約は賃貸ではなく利用権契約ですから、住まいとサービスが一体化した施設となっています。しかも、有料老人ホームには3つの種類があり、「介護型」「住宅型」「健康型」とそれぞれ提供するサービスが変わってくるのです。

介護型有料老人ホームは、介護型サ高住と似たようなサービスを提供しているので、違っているのは費用面ということになるでしょう。住宅型有料老人ホームと健康型有料老人ホームは、介護サービスの提供はなく、食事提供と安否確認が主なサービスとなっているので、生活のほとんどを一人で行うことが可能であれば、サ高住での生活がおすすめかもしれません。

サ高住のメリット

サ高住は、生活に支障がない高齢者であれば、自由に生活することが可能です。メリットとしては、入居の条件が緩く、時間に縛られずに自由に生活ができるということです。有料老人ホームは、起床や就寝、食事などの生活時間が決まっているので、ある意味拘束感があります。それに対してサ高住では、自分の好きな時に食事ができますし、生活に支障がない人の場合にはキッチンや浴室付きの居室が多くなっています。居室の広さも有料老人ホームに比べると広めで、その分共有スペースは狭くなっています。1人の生活をできるだけ自由に送ることができるのは、サ高住の大きなメリットといえるでしょう。また費用面でも賃貸契約のサ高住は、有料老人ホームなどに比べると比較的安く済みます。

もちろん、自分で希望する介護サービスは自己負担になりますが、それは有料老人ホーム(介護型を除く)も同じですから、費用面でも一定のメリットがあるでしょう。1人で生活を送りながら、安否確認と生活相談が受けられるので、孤独感がなく安心できるという点もサ高住のメリットです。

サ高住のデメリット

ただし、サ高住にもデメリットはあります。その一つに、入居時は健康でも、年齢が進むにつれて体調が悪くなった場合、退去しなければならないケースが多いことが挙げられます。これは簡単に言えば、介護が必要な状態になったら別のところに住み替える必要があるということで、体調に不安が出てきたら、生活相談などを活用して今後を検討する必要があります。

また、サ高住は民間施設ということもあって、サービスや費用が施設によって違います。各施設で共通した条件はないので、検討する際はいくつかのサ高住を比較するといいでしょう。そして、居室スペースが広い反面、他の人と交流する空間は少なくなります。それぞれの入居者が自立しているという点を考えると、大きなデメリットではないかもしれませんが、あらかじめ頭に入れておくといいでしょう。

まとめ

サ高住は入居条件が緩く、ある程度元気な高齢者であれば利用できますから、家で一人暮らしをすることに不安があれば、住み替えという意味も込めて検討する価値はあるといえます。サ高住で生活しながら食事サービスを受けることもかのうですが、自己負担であることは覚えておかなければなりません。当社ではこうした施設などに調理済みの食材を提供しています。バランスの取れた食事を希望される方は併せてご検討いただくことをおすすめします。

→ミールイノベーションの給食委託サービスについてはこちら

お問い合わせ
pagetop